(写真上段:トンボ玉製作の様子)
(写真下段左:トンボ玉で作った携帯ストラップ)
(写真下段右:アイヌの装飾品「タマサイ」)
今回はアイヌ文化を体験できるトンボ玉製作について紹介したいと思います。トンボ玉とは、様々な色をした丸いガラス玉のことで、ガラス玉の様子が「昆虫のトンボの目玉」に似ていることからそのように呼ばれています。
このトンボ玉は、鎌倉、平安時代から作られ、江戸時代には盛んに製造されて全国に流通したといわれています。では、このトンボ玉が何故アイヌ文化と関係あるのでしょうか。
そのヒントは交易にあります。北海道では、アイヌの人々が和人との交易によってこのトンボ玉を手に入れ、装飾品を作りました。このトンボ玉を使った代表的なアイヌの装飾品が「タマサイ」です。「タマサイ」はトンボ玉を連ねて首飾りのようにしたもので、主に祭りや儀式の時に女性が正装するときにこの「タマサイ」をつけました。
ここ新冠にも、江戸時代に松前藩が設置した新冠会所という交易の拠点が判官館の裏に所在していました。ここで和人によって持ち込まれたトンボ玉を使って「タマサイ」を製作したと考えられています。現在でもイチャルパ(供養祭)のときに、女性がアイヌ衣服とともに首飾りをつける風習が残っています。
新冠郷土資料館では、このトンボ玉を作ってキーホルダーや携帯ストラップを作る体験学習を行っています。トンボ玉の製作は誰でも参加することができます。(詳しくは下記までお問い合わせください。)
皆さんも、アイヌ民具にふれることができるこのトンボ玉製作に参加してみませんか?
お問合せ先:新冠町郷土資料館(日・月曜休館日)午前9時〜午後5時
電話 0146-47-2694





次の訪問の時には、自作をしてみたいです。